3月・4月は、卒業式・入学式などで、普段きものをあまり着ない方でも
着る機会の多い時期です。
ということで、今回の「きもののはなし」は着用後のお手入れについてお話したいと思います。
お手入れのときに、細やかな心配りをするだけで、大切なきものや帯をいつまでも
美しく保つことができます。
いざ着用というときに慌てないためにも、日頃のお手入れが大切です。
 きものは脱いだらすぐに衿を広げ、長襦袢とそれぞれ別のハンガーに掛けて
  半日から一日ほど、風通しの良いところで陰干しし、湿気を取ります。
  このとき使うハンガーは、掛けじわが付きにくい和装ハンガーがよいでしょう。
  帯は脱いですぐ、温もりの残っているうちに、たたくようにしてシワを伸ばします。
  その後、帯や小物も汗を吸っているのでハンガーに掛けて陰干しします。
  干す間、汚れやシミがないか点検しておきましょう。
  ほんの小さなシミでも、後から驚くほど目立ってくることがありますし
  どんな汚れでも、時間が経てば落ちにくくなるものです。
  もし汚れを見つけたら、その部分に糸印など目印を付け、専門店に頼みましょう。
  素人の処置はかえってシミが広がってしまうことがあるので、手を加えないほうが
  賢明です。
  汚れやシミなどがなければ、たたんでしまいます。
  しかし、見落としがちな小さな汚れや汗じみなどは意外と多いものです。
  特に汗ばむ季節に着たものや、当分着ないと思うときはシーズンの終わりに
  専門店に手入れに出してからしまうほうが安心です。

その日、自分の役に立ってくれたきものに感謝を忘れず、次にお袖を通す楽しみを
持てるといいですね[emoji:i-189]
                                      スタッフ H:A[emoji:i-260]